ドライブレコーダーの後ろはいらないと考える理由【後方カメラの必要性】
自分は車にドライブレコーダーをつけていますが、前方カメラだけです。
後ろはなし。
コスパがわるいと判断したので。
というわけで今回は、ドラレコを後ろにつける必要性について考えてみます。
ポイントは下記。
- 保険と同じように考える
- 確率的に後ろはいらない
- さらに、コスパもわるい
Contents
ドライブレコーダーの後ろはいらない理由【後方カメラの必要性】
自動車保険と比べると、後方カメラはコスパがわるくて微妙です。
下記のとおり。
自動車保険 | ドラレコ(後ろ) | |
---|---|---|
はらうお金 | 数万円 | 数万円 |
もらうお金 | 多い | 少ない |
確率的に後ろはいらない
まず、後方カメラが必要になる状況は、確率的にあまり起こりません。
たとえば、下記①~③をすべて満たすケース。
数字は適当です。
- 交通事故やトラブルが起きる
→0.01% - かつ、後ろ側で起きる
→50% - かつ、相手方ともめる
→50%
①交通事故やトラブルが起きる
そもそも、交通事故やトラブルにあわなければ、ドライブレコーダーはいりません。
事故にあう確率は、0.01%(仮)
99.99%の確率で、ドラレコは不要。
②かつ、後ろ側で起きる
事故やトラブルが起きたとしても、後ろ側でなければ後方カメラはいりません。
後ろ側で起きる確率は、50%(仮)
0.01%の確率でトラブルにあい、50%の確率でそれが後ろ側だった場合なので、0.01% × 50% = 0.005%
(´-ω-`)
確率の計算はよく分かんないので、間違ってたら指摘してください
③かつ、相手方ともめる
後ろ側で事故が起きても、相手方ともめなければドラレコはいりません。
話し合いで決着です。
過失割合とかですね。
相手方ともめる確率は、50%(仮)
後方カメラが必要になるのは、①~③をすべて満たす状況なので、0.01% × 50% × 50% = 0.0025%
数字は仮なので適当です。
とはいっても、よほど運がわるくない限り、後方カメラが役に立つことはなさそう。
さらに、コスパもわるい
その理屈なら、「自動車保険にも入らなくていいのでは?」となるかもしれません(確率的に)
自動車保険は、必要です。
万が一のことが起きたら大変なので。
自動車保険とドラレコのちがいは何かというと、事故ったときのリターンです(ちょっと言い方わるいですが…)
下記は、ふたつの比較。
自動車保険は、対人賠償保険(無制限)を想定しています。
自動車保険 | ドラレコ(後ろ) | |
---|---|---|
はらうお金 | 数万円 | 数万円 |
もらうお金 | 無制限 | 少ない |
交通事故でほかの人を死傷させた場合、賠償金は数億円レベルになることがあります。
自動車保険なしでは、一発KO。
自分はおろか、相手への補償もままならないので、自動車保険は必須(無制限に補償される)
その一方で、ドライブレコーダーをつける効果は、せいぜい数十万~数百万レベルではないかと。
たとえば、相手方の間違いで事故にあったとき。
ドラレコがないと、下記のような流れが懸念です。
- 交通事故の相手方がごねる
↓ - 無実を証明できない
↓ - 過失割合が不利になる
↓ - 相手方の保険会社からもらう保険金が減る
とはいっても、自動車保険に入っていれば、自分の保険会社から保険金をもらえます。
最悪、過失割合が不利でもOK。
腹は立ちますが、自分の保険を使うだけです。
- 相手方への補償
→対人賠償保険
→対物賠償保険 - 自分側への補償
→人身傷害保険
→車両保険
→別途、生命保険があれば万全
もしドラレコがあれば、過失割合を正常にもどして、保険を使わなくていいかも。
そうなると、等級ダウンがなくなります。
保険料が上がらないのはお得だけど、その効果はせいぜい数十万くらいでは…?
前方カメラのみだとコスパがよくていい感じ
というわけで、自分はドライブレコーダーの後方カメラをつけていません。
理由は下記。
- つけた方がいいのは確か
- でも、確率的には微妙
- さらに、コスパもわるい
要するに、「0.0025%の確率で数十万~数百万をもらうために、数万円の費用を出したいか」ということ。
本体だけでなく、取付工賃もかかるので。
後方カメラは、けっこう高いのです。
まあ、「そうなると前方カメラもいらないのでは…?」ってなるんですけどね。
コスパの問題です。
トラブルが起きて争点になるのは、たいがい"自分の車が動いていたかどうか"です。
過失割合に影響します。
前方カメラだけでそれは証明できるので、コスパのいいお守りとして自分はつけてます。