「不登校の子どもがゲームばかりしてるんだけど、取り上げた方がいいのかな…?」
そんな疑問にお答えします。
ちなみに私は、中学校の3年間ほぼ学校に行かず、ひたすらゲームにいそしんでいました。
中堅クラスの不登校です。
そんな私の意見としては、「ゲームは取り上げてOK!」
以下の方に向けて書きます。
- 不登校の子どもがゲーム三昧
- ゲームの依存症なのか心配
- ゲームを取り上げるか迷っている
Contents
不登校の子どもからゲームを取り上げるのはOKです

「不登校の子どもからゲームを取り上げたら、ますます閉じこもってしまうのでは?」
おそらく、心配なのはそこらへんではないでしょうか。
でも、冒頭で述べたとおり、ゲームを取り上げるのは選択肢としてアリです。
ゲームをやめた方がいいと自覚している
不登校の子どもでも、ゲームのやりすぎがよくないことは自覚しています。
すくなくとも、私はそうでした。
“一般的には”ゲームはただの娯楽であって、将来の糧になることはないですから。
勉強や運動をがんばった方がいいですよね。
当時の私は、こんなことを考えていました。
【勉強】
1. いろんな知識が身につく
↓
2. その手の仕事ができる
↓
3. 将来の選択肢が増える
【運動】
1. 身体能力が上がる
↓
2. その手の仕事ができる
↓
3. 将来の選択肢が増える
【ゲーム】
1. キャラのレベルが上がる
↓
2. 将来の選択肢は増える…?
ちなみに、私が不登校だったころにやっていたのは、メイプルストーリーっていうオンラインゲーム。
1日8時間以上やってました。
親の目をぬすんでね。
で、それによって今なにができるかっていうと、ブログでこの記事を書くことくらいですよ。
ほかには何もない。
そのゲームはもうオワコンなので、データが残っていてもなんの価値もありません。
でも自分をコントロールできない
「じゃあ、やめればいいじゃん」って話なんだけど、ゲームにはまり過ぎると、やめたくてもやめれないわけです。
“ゲーム依存”とか”ゲーム中毒”っていう言葉があるくらいですから。
とくに不登校の子ども。
ほぼ家から出ないケースだと、ゲーム依存症になりやすい環境としては最上級です。
不登校だったころの私も、以下のような心境でしたしね。
もはやドラッグ。
- ゲームをしても意味がない
- なので、ゲームをやめたい
- だけど、やめられない
まあ、”ゲームやりすぎっ子はゲームをやめたいのが本音”というのは私の持論ですが。
でも、間違ってはいないと思います。
なので、親の権力をもってゲームを取り上げるのはアリというのが私の考え。
というか、自分の場合は「だれかゲームを取り上げてくれ!」っていうレベルでしたから。
意志のよわい人間なので。
不登校からゲームを取り上げたらダメなとき
とはいえ、ゲームを取り上げるのが常に正解か?というと、そうではありません。
趣味として1~2時間するのは健全ですよね。
ストレス解消にもなるし。
それから、“ゲームはただの娯楽”と先ほど書きましたが、それはあくまで一般的なケース。
まだ普通とは言えないけど、ゲームで生活している人はいますしね。
たとえば、以下の方々。
- ゲーム実況
- eスポーツ
- プロゲーマー
テトリスで有名な「あめみやたいよう」さんとかは、たまに動画を観ることがあります。
世界一らしいですよ。
判断基準はゲームに関連する夢があるか

なにが言いたいかというと、ゲームに関連する夢や目標があるかがポイントではないか…ということ。
以下のとおり。
- ゲームに関係する夢が”ある”
→要検討
- ゲームに関係する夢が”ない”
→取り上げた方がいい
ポジティブな理由があるのにゲームを取り上げるのは、微妙な感じがします。
子どもの才能をつぶすことになるかも。
でも、娯楽としてのゲームが”やりすぎの域”に達しているなら、それは危ない気がしますね。
取り上げた方がいいと思います。