【家計簿の費目】家計の弱点がわかる項目分けとカスタマイズ方法を解説!
「家計簿をはじめたんだけど、項目(費目)の分け方を知りたい」
「自分にあった項目を教えてほしい」
この記事は、そんな方に向けて書いています。
結論からいうと、専門家がおすすめする項目一覧をそのまま使うのがおすすめ(本の購入が必要ですが…)
“家計の弱点"がわかるのが理由です。
- 理想の家計と比較できる
- 使いすぎの項目がわかる
- 削りすぎの項目がわかる
しっくりこなかった方向けに、自分にあった項目の分け方も解説します。
ざっくり派、しっかり派、どちらでも満足のいく方法です。
Contents
【家計簿の費目】家計の弱点がわかる項目分けとカスタマイズ方法を解説!
家計簿の項目は、下記の本をまるまる参考にするのがおすすめです。
項目の分け方(一覧付き)と、理想的な予算の割り当て方が解説されているので、自分の家計を矯正できます。
下記の手順で。
- 項目の分け方をマネる
↓ - 家計簿を1ヵ月つける
↓ - 理想の家計と比べる
↓ - 家計の弱点がわかる!!
項目の分け方をマネる
下記が、専門家がおすすめする項目(一部)です。
まるまるマネします。
項目 | 内容 |
---|---|
住居費 | 住宅ローン、賃貸の場合は月々の家賃 |
食費 | 家族での外食費も含む |
水道光熱費 | 水道・電気・ガス・灯油代など |
以下省略 | 以下省略(本を参照して下さい) |
家計簿を1ヵ月つける
マネした項目で、家計簿を1ヵ月つけます。
家計簿はなんでも大丈夫です。
理想の家計と比べる
家計簿を1ヵ月つけたら、“理想的な支出の割合"とくらべます。
「この項目、ちょっと多いな…」
「この項目は、逆に削りすぎ?」
そんな感じで、家計の改善点がまるわかりです。
自分にあった項目分けでメリハリをつける方法
そうはいっても、「ほかの人の項目はどうも自分に合わない…」って方もいますよね。
そんな方には、以下の3つがおすすめ。
- 収入 - 稼いだお金
- 支出 - 使ったお金
- 貯蓄 - 余ったお金
3つからはじめて、問題のある項目だけこまかく分けると、メリハリが出ます。
- 問題がない項目
→ ざっくり分ける
→ 簡単で続けやすい! - 問題がある項目
→ しっかり分ける
→ 無駄づかいが減る!
2段階の項目分け
そもそも論になりますが、家計簿をつける目的には2つのステージがあります。
- 家計の診断
- 家計の治療
ひとつ目は、「家計の診断」。
会社で受ける健康診断みたいな感じで、家計が健康かどうかを調べます。
検査は、ざっくりで十分です(項目は少なめ)
ふたつ目は、「家計の治療」。
「家計の診断」に引っかかったら、悪いところを見つけて、それを治します。
精密検査が必要になります(項目は多め)
家計の診断 - ざっくり分ける
家計が健康かどうかは、下記の3項目でOKです。
- 収入 - 稼いだお金
- 支出 - 使ったお金
- 貯蓄 - 余ったお金
収入 - 支出 = 貯蓄
貯蓄できる健康な状態なら、とくに項目をわける必要はありません。
元気なのに、精密検査を受ける感じになるので。
項目は3つのまま、定期的に健康診断をつづけます。
家計の治療 - しっかり分ける
「家計の診断」に引っかかったら、検査項目をこまかく分けます。
足がわるいなら、太もも、すね、足首に。
内臓がわるいなら、心臓、肺、肝臓に。
項目をわけて、病原菌の居場所をしぼり込むイメージです。
家計簿でいうと、まずは支出をわけることになりますね。
左が分ける前、右が分けた後です。
Before | After |
---|---|
収入 | 収入 |
支出 | 支出 - 固定費 |
支出 - 変動費 | |
支出 - その他 | |
貯蓄 | 貯蓄 |
さらに家計簿を1ヵ月つけた結果、固定費の割合が大きかったとします。
今度は、固定費を分けます。
Before | After |
---|---|
収入 | 収入 |
支出 - 固定費 | 支出 - 固定費 - 家賃 |
支出 - 固定費 - 保険 | |
支出 - 固定費 - インターネット | |
支出 - 変動費 | 支出 - 変動費 |
支出 - その他 | 支出 - その他 |
貯蓄 | 貯蓄 |
こんな感じで項目をわけていくと、最終的には家計を崩している犯人がわかります。
問題のないところは、ざっくり。
問題があるところは、しっかり。
メリハリがつくので、ストレスはかなり減りますよ。
家計簿の項目分けに関するまとめ
というわけで、家計簿の項目分けについて書きました。
まとめます。
- 専門家のおすすめを使う
→項目の分け方をマネる
→家計簿を1ヵ月つける
→理想の家計と比べる
→家計の弱点がわかる!! - 自分にあった項目を使う
→家計の診断
→家計の治療
「家計の診断」でお話しした項目3つは、ちょっと極端なんですけどね。
考え方だけでも、参考にしていただければ。
たとえば、項目5つでスタートして分けていくと、自分に合った項目をスピーディーに作れます。