家計簿の締め日は月末がおすすめです【給料日締め撲滅委員会】
このブログで公開しているエクセル家計簿は、締め日を変更することができません。
つまり、月末締めで固定!
なぜかというと、締め日を月末以外(給料日締めなど)にするメリットが少ないからであって、ただの消去法です。
というわけで今回は、「家計簿の締め日はいつにすればいいのかな…?」という方に向けて、月末締めをおすすめする理由を解説します。
下記のとおり。
- 集計がくるわない
- 収支の比較が正確
- 慣れたら大丈夫!
Contents
家計簿の締め日は月末がおすすめです【給料日締め撲滅委員会】
先ほど書いたように、私が月末締めをおすすめする理由は、ただの消去法です。
なので、給料日締めのことを主軸に書きます。
- 給料日締めのデメリット
- 給料日締めのメリット
- 総合的に、月末締めの方がいい
給料日締めのデメリット
締め日を給料日にするデメリットとしては、下記がよくあげられますよね。
まあ、すべて「かも」の話ですが。
実際に起きると、管理しにくくなります。
- 夫婦で給料日がずれる
- 土日祝日で給料日がずれる
実際のところ、「①夫婦で給料日がずれる」はそれほど大きな問題ではありません。
許容範囲。
基準となる給料日がふたつあるだけで、ひとつに決めたらそれ以降はもう大丈夫です。
締め日の目的は、“一定の間隔で集計する"こと。
“一定の間隔になる日"であれば、いつでもOKです。
その一方で、「②土日祝日で給料日がずれる」は、大きなデメリットです。
1ヵ月の日数が増減し、“一定の間隔"ではなくなるので。
「先月と比べて、お金を使いすぎちゃったな~…」、「前年同月は、〇万円だったのに…」みたいな比較ができなくなります。
たとえば、給料日が25日でその前日(24日)を締め日とした場合、土日祝日とかぶって、集計期間が下記のように増減します(2019年7~9月)
月 | 期間 | 日数 |
---|---|---|
7月 | 6/25~7/24 | 30日 |
8月 | 7/25~8/23 | 30日 |
9月 | 8/24~9/24 | 32日 |
おそらく9月の支出が多くなりますが、集計対象の日数がちがう以上ずれて当たり前ですよね。
なので、収支の分析がしにくい。
支出が増えたとしても、(1)無駄づかいが原因? (2)日数が増えたのが原因? といった感じで混乱します。
1日くらいなら、大差ないですよ。月末締めにしても、30日だったり31日だったりするので。
でも、2日以上ずれると、まあまあ影響が出てくるはずです。
大型連休にかぶると、なおさら。
給料日締めのメリット
「逆に、給料日締めのメリットはないのか…」というと、しいて言うなら、下記です。
“集計期間の初日に給料が入るので、しっくり来る”
逆にいうと、“月末締めにすると月の途中に給料が入って、違和感がある”…となります。
これは慣れの問題です。
慣れたら、月の途中に給料が入ってもまったく違和感がありません(自分もない)
結局のところ、家計簿というのは"収支のバランスを把握する"ツールであって、1ヵ月単位で考えます。
1ヵ月の収入 - 1ヵ月の支出 = 1ヵ月の貯蓄
「今月はちゃんと貯金できたかな?」と確認する。
たったそれだけなので、いつお金が入ってこようが、いつお金を使おうが、どうでもいいわけです。
極端にいうと、1ヵ月間のすべての収支を"1日固定"で書いても大丈夫です。
集計結果は同じなので。
家計簿の締め日を違和感なく月末締めにする方法
というわけで、総合的に考えると締め日は月末にするのがおすすめです。
理由は下記のとおり。
- 集計がくるわない
→一定の間隔なので - 収支の比較が正確
→一定の間隔なので - 慣れたら大丈夫!
→違和感はなくなる
どうしても慣れないのであれば、給料日を1日と思い込むのもアリです。
実際の給料日は25日でも、翌月1日までお預けにして、家計簿にも1日で記録する。
そうすると、しっくり来ます。
集計期間の初日に、給料が入るので。