家計簿

【お金の貯め方】家計簿で貯蓄体質をつくる完全ロードマップ!始め方~終わり方まで解説

この記事では、家計簿を使って“お金が貯まる貯蓄体質”をつくる方法を解説します。

下記の方が対象です。

  1. お金が貯まらないのが悩み
  2. “本気で”お金を貯めたい
  3. でも、貯め方がわからない

 

私自身、(1)過去、お金が貯まらなくて、(2)お金を貯めたいと悩み、(3)今では貯め方がわかる ようになりました。

実際、28歳まで貯金ゼロでした。

いまは29歳で、人並みには貯まるようになっています(カネカネするのもアレなので、詳細はプロフィールを参照)

 

なので、それなりに効果のあったメソッドとして参考にして、必要であればカスタマイズしてください。

そのままでもOK。

ざっくりとした流れは、下記のとおり。

(1)家計簿をはじめる
→とりあえず習慣化する
→お金のクセを自覚する

(2)家計簿をつづける
→貯蓄体質をつくる
→お金のクセを矯正する

(3)家計簿をやめる
→貯蓄体質は持続する
→家計簿は卒業してOK

この記事で解説する考え方は、当ブログのエクセル家計簿に反映しています。

まだ家計簿が見つかっていない方は、下記をどうぞ。

それから、ほんのちょっとストイックな方法なので、楽してお金を貯めたい方は他の記事をお探しくださいm(_ _”m)

【エクセル家計簿】貯金が得意なプログラマーがテンプレートを作ってみた貯金が得意なプログラマーがエクセル家計簿のテンプレートを作ってみました。家計簿の入力は一ヵ所だけなので、シンプルで続けやすい。年間収支をグラフと表で分析できます。...

【家計簿の意義】”お金が貯まらない原因”を特定するツール

このセクションを読むと、下記がわかります。

  • お金が貯まらない原因
  • 貯蓄体質とはなにか
  • 家計簿はなぜ必要か

「そもそも、なぜお金が貯まらないのか…」というと、答えはひとつだけです。

“収入 – 支出 = 0” になっているから。

一段階だけ、掘り下げると有意義です。

 

収入を増やすだけでは不十分

もう一段階だけ掘り下げて、“収入 – 支出 = 0” になっている原因を考えます。

下記のいずれか、または両方です。

  1. 収入が少なすぎる
    →解決策:収入を増やす
  2. 支出が多すぎる
    →解決策:支出を減らす

 

それでは、(1)収入が少なすぎる ことを改善して、収入を上げたとします。

年収300万 → 450万とか。

それ自体はとてもいいことなんだけど、よくあるのが “収入と比例して支出が上がる” 現象。

グラフにすると、下記。

青線 = 収入、赤線 = 支出、縦軸 = 年収、横軸 = 年齢

 

意味合いとしては、収入 – 支出 = 貯蓄 なので、グラフの青線と赤線の間にある空白が貯蓄となります。

収入は上がりました。

でも、上がった分だけ支出も上がっているので、貯蓄のペース(空白の大きさ)は最初のまま。

 

なので、”収入 – 支出 = 0″ の原因としてあげた下記のうち、(1)収入が少なすぎる だけを解決しても不十分

(2)支出が多すぎる ことも解決が必要です。

  1. 収入が少なすぎる
    →解決策:収入を増やす
  2. 支出が多すぎる
    →解決策:支出を減らす

 

支出を減らすことが大事

(2)支出が多すぎる ことを解決するには、収入が上がっても支出をいまのレベルで維持すること。

こんな感じ。

青線 = 収入、赤線 = 支出、縦軸 = 年収、横軸 = 年齢

実際にはここまでストイックにしなくても、支出の上がるペース < 収入の上がるペース であれば、支出が増えてもOKです。

それなら、下記のようにしあわせになれます。

  • ほどほどにお金が貯まる
  • ほどほどに生活がうるおう

 

もしくは、収入が増える見込みがない方は、支出をいまのレベルよりも下げること。

こんな感じ。

青線 = 収入、赤線 = 支出、縦軸 = 年収、横軸 = 年齢

 

いずれにしろ、“支出からムダを削る → グラフの空白を広げる”取り組みが必要となるわけです。

いったん広げる。

そして、適切な広さを維持する。

それが貯蓄体質というもので、貯蓄体質をつくるツールが家計簿となります。

 


【家計簿の始め方】お金が貯まる使い方を体系的に解説

このセクションを読むと、下記がわかります。

  • 家計簿の正しい使い方
  • 家計簿アプリの弊害
  • ノート、エクセルを選ぶ理由

とはいっても、なんとなく家計簿を使っているだけでは、なにも変わりません。

貯蓄体質をつくる体系的な方法があります。

下記のルーチン。

 

貯蓄体質をつくるPDCAサイクル

上記①~④を1セットとして、毎月繰り返す感じ。

最近の言い方だと、PDCAサイクルです。

これについては、下記ページの「エクセル家計簿のおすすめの使い方」で詳しく解説しています。

→エクセル家計簿のおすすめの使い方

 

いや、本当に“当たり前のことを普通にやる”だけで、貯まるようになるんですよ。

横着をしないことが大事。

たとえば、家計簿アプリで下手に自動化すると、PDCAサイクルが回らなくなります。

  1. 家計簿に記録
    →口座連携しっぱなし
    →レシート取込っぱなし
    →結果、ここでストップ!
  2. 収支の確認
  3. 貯まらない原因の特定
  4. 貯まるように家計改善

①~④まで通さないと意味がないのに、①で止まってしまう

 

まあ、家計簿アプリを使ってもPDCAを回せるなら、まったく問題ないです。

好みと相性の問題なので。

ただ、“横着する選択肢がない”というのは、私たち初心者にとって大きなメリットです(家計簿アプリはプロ向け)

 

本気でやるならノートかエクセル

なので、まだ家計簿が決まっていなければ、ノートかエクセルの家計簿を使ってみてください。

貯蓄体質が早めに仕上がります(早ければ3ヵ月)

下記の流れを想定。

  1. 真面目にがんばる
  2. 貯蓄体質ができる
  3. 家計簿を卒業する

※いったん貯蓄体質をつくると家計は大きく崩れないので、家計簿は卒業してOK

 

ちなみに、私がイチオシしたいのは、(1)ノート・エクセルの家計簿 と (2)家計簿アプリ の組み合わせ。

下記の分業体制です。

目的をキッチリわけて、使いわける感じ。

  • ノート・エクセルの家計簿
    →貯蓄体質づくりが目的
  • 家計簿アプリ
    →資産推移の把握が目的

 

家計管理もうまくいくし、資産管理もしっくり来るので、私はこの方法を使っています。

下記の記事で解説しています。

エクセル家計簿と家計簿アプリでお金を完ぺきに管理する方法【しっくりくる】このブログのエクセル家計簿は、「家計簿アプリではお金が貯まらない」という方のためにつくりました。 お金を貯めるための家計簿。 ...

 

【家計簿の続け方】手を抜けるところは抜いて目標達成に集中する方法

このセクションを読むと、下記がわかります。

  • メリハリのある続け方
  • シンプルに徹する方法
  • よくある悩みの解決法

というわけで、家計簿の目標は“貯蓄体質づくり”なので、それだけにフォーカスするのがコツです。

それ以外のことは、手を抜く。

または、シンプルにこだわる。

家計簿は使い捨てのツールだと割り切って、メリハリをつけると楽になります。

  • 貯蓄体質づくりに関係すること
    →手を抜かない
  • 貯蓄体質づくりに関係ないこと
    →徹底的に手を抜く
    →シンプルにする

 

完ぺき主義をやめる

完ぺき主義はわるいことではないですが、家計簿を続ける上ではしんどいし、効率もわるいです。

なので、完ぺき主義はやめる。

 

下記は、その一例。

  1. 1円単位でつけなくてOK
  2. 毎日続けなくてOK
  3. 使途不明金は無視してOK

 

自分が続けやすいと感じるレベルまで、”完ぺき主義度”を下げてみてください。

大丈夫です。

“貯蓄体質づくり”には、まったく影響ないので。

 

下記のページで、詳しく解説しています。

【初心者向け5か条】家計簿が簡単に続けられる書き方(つけ方)を解説「家計簿をはじめるんだけど、続けやすくて簡単なつけ方はないのかな…?」 そんな方に向けた記事です。 結論からいうと、...

 

費目はざっくり分ける

費目についても、そこまでキチキチと分ける必要はありません。

極論、3つでOK。

  • 収入 – 稼いだお金
  • 支出 – 使ったお金
  • 貯蓄 – 余ったお金

 

最初はこれではじめて、問題のある費目をどんどん細切れにしていきます。

メリハリです。

最終的には、自分にフィットした費目が出来上がるので、シンプルで続けやすくなります。

 

下記のページで、詳しく解説しています。

家計簿の項目分けに悩むくらいならこの3つでスタートするのがおすすめ家計簿をつけているみなさん、項目(費目)の分け方に悩むことはありませんか? こまかく分けることをすすめる方もいるけど、他の人が決め...

 

締め日は月末にする

家計簿は1ヵ月単位で集計するものなので、締め日を決めることになります。

月末がおすすめ。

シンプルが一番です。

 

給料日の前日にする案もありますが、私はちょっと微妙だと考えています。

下記がその理由。

給料日がずれると、貯蓄体質づくりに影響が出ます。

  • 夫婦で給料日がずれる
  • 土日祝日で給料日がずれる
  • 転職すると給料日がずれる

 

下記のページで、詳しく解説しています。

家計簿の締め日は月末がおすすめです【給料日締め撲滅委員会】このブログで公開しているエクセル家計簿は、締め日を変更することができません。 つまり、月末締めで固定! なぜかというと、締め...

 

クレジットカードのつけ方

クレジットカードの引き落としは1~2ヵ月後なので、“いつ家計簿につけるか”は悩みどころです。

選択肢は、下記のふたつ。

  • カードを使った日
  • 引き落とされた日

 

おすすめは、”カードを使った日”。

その方がシンプルです。

買い物はパターン別にわけると下記の3種類ですが、すべて”カードを使った日”です。

  1. 普段の買いもの
    →スーパー、通販など
  2. 毎月の固定費
    →ネット、家賃など
  3. 変動する月額料金
    →スマホの利用料金など

 

下記のページで、詳しく解説しています。

【シンプル重視】クレジットカードを使ったときの家計簿の付け方(書き方)「クレジットカードを使ったとき、家計簿にはどう付けたらいいの?」 そんな疑問にお答えします。 カードを使った日にする...

 

電子マネーのチャージは無視

電子マネーをチャージしたとき、家計簿ではどう管理するか…。

管理しません。

その方がシンプルです。

 

“お金の使い方”を見直すことが家計簿の役目なので、電子マネーは無視です。

お金を使ってないので。

  • チャージは支出ではない
  • チャージは収入でもない
  • つまり、家計簿につけても無駄

 

下記のページで、詳しく解説しています。

【家計簿のコツ】電子マネーをチャージしたときの扱いは"無視"でOK「家計簿をつけてるんだけど、電子マネーのチャージはどう扱えばいいの?」 そんな疑問にお答えします。 結論からいうと、...

 

前月からの繰り越し金はNG

「先月あまったお金を今月に…」というのが繰り越し金ですが、これは避けた方が無難。

ここまでは、手を抜く方法を解説しました。

でも、ここは逆に締めるところです。

 

下記のメリットがあります。

  • 無駄づかいの防止
  • お金が貯まる
  • 買い物の質があがる

 

下記のページで、詳しく解説しています。

家計簿の繰り越し金は浪費につながるので要注意です【お金は堂々と使えば幸せ】"先月あまったお金を今月にまわす"のが繰り越し金ですが、自分はしないと決めています。 浪費につながるので。 「先月は...

 


【家計簿の終わり方】貯蓄目標をコンスタントにクリアしたら卒業

このセクションを読むと、下記がわかります。

  • 毎月いくら貯めればいいか
  • もっと手を抜く方法
  • 家計簿をやめるタイミング

ここまでの内容を真面目にやると、数ヵ月で貯蓄体質づくりが終わります。

いったん体質ができると、維持は簡単。

なので、”貯蓄体質づくり”をゴールとしていた家計簿も、卒業に向かいます。

 

毎月いくら貯めればいいか

ある程度お金が貯まるようになっても、ほんとうに十分なのか判断に困るかもしれません。

毎月2万でいいのか。

もしくは4万なのか。

 

そんなときは、毎月いくら貯めればいいか計算して、それをクリアするまで家計簿を継続します。

下記を合計して、残り期間でわるだけ。

ほかにもある方は、それも足してください。

  • 教育資金
  • 住宅資金
  • 老後資金

 

ただし、教育資金と住宅資金については、必要ない方もいるはずです。

そんなときは、老後資金だけで。

下記のページで、概算を計算できます。

【計算ツール】老後資金は毎月いくら貯金すべきか試算するツールをつくってみた「老後資金を貯めたいんだけど、毎月いくら貯金すればいいのかな…?」 そんな疑問を解決します。 このツールを使うことで、概算を...

 

家計簿を開くペースを落とす

スパッとやめてもOKですが、ペースを落として続ける方が安心です。

リバウンドする可能性もあるので。

 

下記のように、毎月1回くらいに作業をまとめると、負荷がグッと下がります。

  • 買い物のレシートをためる
  • 買い物のメールをためる
  • 月末にまとめて入力する

 

下記のページで、詳しく解説しています。

家計簿が続かない人におすすめの「月一家計簿」を発明しました家計簿が続かないことに悩んでいる方はけっこう多いと思いますが、よくよく考えてみると続ける必要はないのでは…? 今月から私は、月に1...

 

家計簿を卒業する

最終的には、家計簿をやめられるくらいの、ガッチリした貯蓄体質を目指します。

達成したら、家計簿は卒業

貯蓄体質は維持できるので、家計簿がなくても意外と貯まります。

 

ただし、なにか人生のイベントが起きたときは、再開するのが無難です。

貯蓄体質が崩れるかも。

下記はその一例。

  • 引っ越したとき
  • 転職したとき
  • 結婚したとき

 

下記のページで、詳しく解説しています。

【家計簿卒業】続ける必要性がなければ"やめる"のもアリ家計簿には、なんとなく「続けないとダメ!」っていう強制感がありますよね。 やめてもOKです。 ある程度やったら、効果がなくな...

 

貯蓄体質づくりの最難関は”実行すること”

というわけで今回は、“家計簿を使った貯蓄体質づくり”について解説しました。

大まかな道筋は、下記です。

(1)家計簿をはじめる
→とりあえず習慣化する
→お金のクセを自覚する

(2)家計簿をつづける
→貯蓄体質をつくる
→お金のクセを矯正する

(3)家計簿をやめる
→貯蓄体質は持続する
→家計簿は卒業してOK

 

とはいっても、一番キツイのは上記”お金のクセを矯正する”の部分ですね。

たとえば、下記。

なんらかの形で、“生活レベルを落とす”必要が出てくるかもしれません。

  • 家賃が低い家に引っ越す
  • 車を売って電車にする
  • 飲み代などを節約する

 

いずれにしろ、今回お話しした方法を使うと、その一歩手前までは確実に行けます。

〇〇を我慢すれば、お金が貯まる。

あとは、それを実行するだけ…。

自分がガイドできるのはここが限界なので、実行するかどうか、みなさんにお任せします。

あらゆる支出を聖域化せず、冷静に、客観的に判断すると、しあわせになれるはずです。



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