老後資金

年金カットはいつするか?今でしょ!働く世代に歩み寄れない高齢者たち

「年金の財政状況がやばい…」とかいわれても、むずかしいことはよくわからんって方は多いのではないでしょうか。

カンタンですよ。

家計簿とまったく同じ考え方で、収入よりも支出が多いだけです。

 

この状況を打開するには、以下の3つしか方法がありません。

  1. 収入を増やす(保険料アップ)
  2. 支出を減らす(年金カット)
  3. ①と②の両方

 

今のところは③の方法(収入を増やして支出を減らす)がとられていますが、支出を減らす部分(年金カット)がほとんど進んでいません。

収入を増やす部分(保険料アップ)はガンガン進んでいるにもかかわらずです。

というわけで今回は、働く世代の負担を上げるだけじゃなくて、高齢者の年金をさっさと減らせっていう私の不満をぶちまけます。

 

年金財政の収入はオッケー

国民年金や厚生年金の保険料がじわじわ上がってきたのは、みなさんもご存知のとおりです。

今ではそれでも財源が足りなくなって、ほかの手段でもお金を確保するようになりましたね。

  • 厚生年金の加入者を増やす
  • 年金の加入期間をのばす
  • 消費税を上げる

 

カンタンにいうと、私たちのように保険料を払う人たちを馬車馬のように働かせることで、収入を増やしているわけです。

少子高齢化が進んでいるので焼け石に水な感じが否めませんが、「収入を増やす」はどんどん前に進んでいるように見えますよね。

消費税も予定どおり10%に上がって、年金財政という面では明らかなプラスです。(そのほかの面ではしらんけど)

 

それから、年金保険料は株式や債券などでも運用されているので、そこからの収入もけっこうあります。

「年金の運用で〇兆円の損失が出た!」なんていうニュースをたまにやっていますが、本当のところは順調です。

【マスコミを論破】GPIFが年金運用で15兆円の損失を出しても「失敗」ではない理由国民年金や厚生年金だけでは、老後の生活を送れない。 金融庁がそのように明言したことに対して、MONEY VOICEというニュースサ...

 


年金財政の支出はダメダメ

「収入を増やす」という面ではまあまあ順調に進んでいる反面、「支出を減らす」はかなり微妙です。

高齢者の年金をカットすることで、政権の支持率がダウンすることを心配しているんでしょうね。

 

平成26年の年金財政検証によると、景気がもっともいいパターンでも平成31年には所得代替率を62.7%から60.3%に下げる方針を出しています。

ちょっとむずかしい言葉が登場しましたが、所得代替率っていうのは「現役世代の手取り収入とくらべて〇%の年金をもらえる」っていう意味です。

若い人たちの手取りが20万円で所得代替率が60%なら、年金は 20万 × 60% = 12万

所得代替率を下げるっていうのは、支出を減らす(年金をカットする)こととイコールです。

 

さて、令和元年(平成31年)になった今、予定どおり年金のカットは行われたのでしょうか。

今年度の年金財政検証をチェックしてみましょう。

 

60.3%を目指していたはずなのに、61.7%までしか下がっていません。

景気がもっともいいパターンをさらに上回るスーパー好景気に突入したから、そこまで下げる必要がなかったとでもいうつもりなのでしょうか?

 

飲み代を減らしてってお願いしてるのに、相変わらず行きつけの居酒屋に通い続ける旦那さんみたいなものです。(すこし回数は減ったけど)

このままだと破産するくらい深刻な状況なのに、のんきにやっていておめでたいですね。

 

年金の維持には高齢者の歩み寄りが不可欠

ちなみに、景気がめちゃくちゃ悪くなると運用にまわしているお金が底をつき、所得代替率は37%くらいまで下がるみたいです。

ざっくり今の半分くらいまで年金がカットされるっていうことですよ。

 

いずれにしろ、年金財政はかなりキツい状態であることは間違いありません。

「収入を増やす」は私たち働く世代がなんとかするから、「支出を減らす」についてはご高齢の方にもなんとか協力してもらいたい。

なかば強制ではありますが、ばりばり負担が増えているのでこちらはあなたたちに歩み寄ってるんですよ。

年金をもらっている方たちは、こちらにちゃんと歩み寄ってくれてますか?

 

それから政治家のみなさん、国民に負担をしいるなら男女平等パンチでお願いしますよ。

今やってることって、働く世代へのドロップキックと高齢者へのデコピンみたいになってませんか?

年金カットをマニフェストにして、高齢者の方たちが働く世代に歩み寄る選択肢をもうけるのもおもしろいと思います。

生活保護っていうセーフティーネットがあるんだから、もっと思い切ってやってくださいよ。



こちらの記事もおすすめ!