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超零細企業で3年働いたのでメリットとデメリットを共有する【シビアだけどスキルはつく】

「零細企業ではたらくって、どんな感じなんだろう…?」という方に向けた記事です。

メリットとデメリットを紹介します。

 

ちなみに自分は、すこし前まで社員5人の零細企業につとめていました(3年半くらい)

いまは、300人くらいの中小企業です。

なので、「中小企業とくらべて零細企業は〇〇だ」みたいな観点で書きます。

 

以下の方が対象。

  • 零細企業に就職が決まった
  • または、就職を考えている
  • 小さい会社の特徴を知りたい

 

超零細企業で3年働いたのでメリットとデメリットを共有する

中小企業とくらべると、零細企業は以下のような特徴がありました。

すべて実体験にもとづいた感想。

でも、ソースは私がつとめた2社だけなので、あくまで”傾向”として解釈してください。

■メリット
→昇給のペースが速い
→コミュニケーションが簡単

■デメリット
→経営陣のパワーが強い
→社長との距離感が近い

 

メリット1:昇給のペースが速い

零細企業につとめていた頃は、昇給のペースがいまの7倍くらい速かったです。

年間1万くらい。

 

「いや、いまが遅すぎるんだろ」って考え方もあるんですけどね。

年間1,500円なので。

とにかく、自分の実体験としては、以下のような傾向を感じました。

  • 中小企業
    →人事考課制度がある
    →すぐには上がらない
  • 零細企業
    →わりと社長の独断
    →すぐに上がるかも

 

いまの会社はお堅くて、人事考課制度というものをやっています。

働きぶりを点数にして、平等に評価しようってやつ。

わるいことではないのですが、いろんな人が評価にかかわるので点数が平均化される傾向があるし、給料に反映されるのも遅いです。

 

そういう意味では、零細企業になるとほぼ社長の独断なので、評価がダイレクトに反映されますね。

私はこんな感じでした。

勤続年数昇給
1年+10,000円
2年+15,000円
3年+0円

 

1~2年目はわりと評価されたみたいで、ガツンと給料が上がりました。

3年目は…、結果が出なかったので昇給ゼロ(汗)

いずれにしろ、働きぶりが昇給に直結するので、モチベーションは上がりますよ。

 

メリット2:コミュニケーションが簡単

零細企業はかかわる人間がすくないので、コミュニケーションが簡単です。

根回しとかも必要ないし。

 

それに慣れていたこともあって、いまの会社ではすこしイライラすることがありますね。

意思決定のスピード感がないんですよ。

たとえば、仕事のやり方を変えたいときでも、周りに聞いてまわる必要があったりね。

  • 仕事のやり方を変えたい
  • 上長に相談する
  • 上長がその上に相談する
  • 関連部署にも相談する
  • ひとりでも拒否したらNG

 

極端にいったら、ひとりでも反対したら廃案です。

いや、却下されるのは別にいいんですよ。

却下するまでに、どれだけ時間かかってるんだっていうのが問題なわけで、つぎに進めないのです。

 

そういう意味では、零細企業の意思決定はスピーディーでした。

いわゆる「何も決まらない会議」みたいなものはなく、生産性は高かったですね。

 

イメージとしては、こんな感じの会話。

同じように却下されることはあるけど、すぐに答えが返ってくるので圧倒的にやりやすいです。

社員「この案はどう?」
上司「ん~、ダメ!」

社員「では、こうするのは?」
上司「微妙!」

社員「それなら、アレは?」
上司「じゃあそれでいこう!」

 

デメリット1:経営陣のパワーが強い

零細企業は経営陣のパワーが強いので、ブラック化しがちです。

労働環境について、社員はつよく言えません。

 

いまの会社はそこそこの規模なので、労働組合というものがあります。

そのおかげか分かりませんが、労使のパワーバランスはそれなりに釣り合ってる感じ。

下記について交渉できたりですね。

  • 福利厚生の向上
  • 昇給・ボーナス
  • その他、労働環境

 

零細企業ではどうかというと、まあ交渉しようと思えば交渉できますよ。

でも、そんな雰囲気ではなかったです。

 

それどころか、あくる日から就業時間が 8H → 8.5H に変わったりしましたからね(残業をのぞく)

社長のきまぐれで。

もちろん、残業代はつきません。

 

デメリット2:社長との距離感が近い

零細企業は社長との距離感が近くて、ときに経営的なセンスを求められることがあります。

これはある意味メリットかも。

 

いまの会社では、社長との距離がかなりあって、それがトラブルになります。

社長が〇〇を目指しているのに、下には△△が伝わってたりね。

伝言ゲームみたいな。

  1. 社長「〇〇をしよう!」
  2. 部長「〇〇でたのむ!」
  3. 課長「□□でお願い!」
  4. 主任「△△でよろしく」
  5. 自分「△△ですね!」

 

実際に、自分もこれでトラブルに巻き込まれています(現在進行形で)

半年後が納期だと聞いてたのに、ふたを開けてみれば1ヵ月後だった…っていう。

 

では、零細企業はどうかというと、まあそんなことはなかったですね。

代わりに、コスト感覚とか社員に求めるレベルの高さとか、社長の考えがダイレクトに来るのでキツイ一面も。

こんな感じ。

  1. 社長「〇〇しろ!!」(厳しい指示)

    厳しさを緩和するクッションがない
  2. 自分「グワァッ!!」(死亡)

 


零細企業はシビアだけどスキルはつく

まあ、中小企業だから仕事が楽とか、零細企業だから厳しいとか、そんなのはないです。

むずかしさのベクトルが違いますね。

中小企業のむずかしさ
→昇給のペースが遅いかも
→コミュニケーション

零細企業のむずかしさ
→経営陣のパワーが強い
→社長との距離感が近い

 

ただ、零細企業ではたらくと、より経営的な感覚は身につくように感じます。

人数がすくないと、必然的に社長との距離が近くなるので。

というわけで、よかったら参考にしてみてください。

 



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