【画像50枚】退職代行SARABAの体験談!申し込み~退職完了までの流れとSARABAを選んだ理由
もう仕事をやめたい…!
心身ともにボロボロ
会社に行ける状態じゃない…
この記事は、そんな方に向けて書いています。
実をいうと自分も同じようなタイプの人間で、限界がくるまで我慢しつづける傾向があります。
マジメすぎるんですよね、多分。
逃げ方が分からなかった自分は、退職代行を使うことで何とか会社を辞めることができました。
一連の流れをこまかく記録したので、この記事ではそのときの体験談・画像・各種やり取りを共有します。
事情は人それぞれ違うと思いますが、何かの参考になればうれしいです。
正直なところ、無責任に人にオススメできる性質のサービスではないため、この記事はアフィリエイト広告をはずした上でまとめます。そのため、情報の中立性としては安心いただいて問題ありません。
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Contents
【退職代行SARABAの体験談】申し込み~退職完了までの流れ
退職代行の流れを、申し込み~退職完了まで時系列で共有します。
退職代行を使うに至った理由は、おそらく皆さんと同じ感じです。
退職代行の全体的な流れ
退職代行は、2020年3月30日(月)に行いました。
代行会社に連絡したのは、午前5時15分。
午前7時30分には準備がととのい、8時45分に退職代行を実行、以降は出社せず、3月31日(火)に退職完了しました。
ざっくりとした流れは、下図のとおり。
ひとつずつ、解説します。
ちなみに、自分が使った退職代行はSARABAという会社で、ほかの会社だとちがう部分があるかもしれません。
そこだけ、注意をお願いします。
①問い合わせ、相談
まず、退職代行会社のホームページにアクセスしました。
お問い合わせボタンがありました。
電話、LINE、メールの三択。
自分は、LINEを選びました。
退職代行SARABAが友達登録されて、自動応答らしきメッセージがすぐに届きました。
以降、LINEの画像はノーカットですべて貼ります。
「いまからお願いできますか?」と送ったら、すぐに返事がきました。
相談は無料とのこと。
事前に確認したいことは、このタイミングですべて確認しました。
自分の場合は、下記のとおり。
- 就業規則を無視してすぐに辞められるのか
- 有休がなくても退職できるのか
- 退職代行が失敗するリスクはあるのか
- トラブルになったら間に入ってくれるのか
- 有休は消化できるのか
- 残業代は請求できるのか
- 家族に連絡がいく可能性はあるか
- つぎの転職活動にわるい影響はあるか
- 仕事の引き継ぎはどうするべきか
- 法律的にOKなのか
次の項(下リンク)にまとめたので、気になることがあれば参照してください。
②申し込み、料金支払い
上記のやりとりで不安はほぼなくなったので、退職代行を正式に依頼しました。
支払方法は、振込かクレジットカード。
自分は、カードを選びました。
PayPalの請求書が届き、カード情報の入力 → PayPalアカウントの作成 → 支払い確定…みたいな進行。
③ヒアリング
支払いがおわった旨を伝えると、ヒアリングシートが届きました。
まるごとコピーして、ひとつずつ回答。
長すぎて見切れたので、別画面のキャプチャをはります。
ヒアリングシートの回答を送ると、下記の旨、返事がきました。
・指定日時に退職代行を行います
・退職書類を作成してください
・書類と返却物を郵送してください
④退職代行を実行
書類と返却物の準備をしつつ、退職代行の結果がくるのを待ちました。
会社から電話がきても、無視してOKとのこと。
退職代行の結果がきました。
ひとまず成功!
全身から力が抜けるとともに、「そんなにアッサリいくんかい…」と、いままでの苦労が意味不明になりました。
⑤退職書類を準備
とはいっても、退職の手続きはこれで終わったわけではなく、(1)退職届などの書類一式 と、(2)会社から借りているもの を郵送しなければいけません。
まずは、書類を準備しました。
- 退職届
→いわゆる普通の退職届 - 加入届
→会社が退職代行を拒否できないように、労働組合に加入するための書類 - 要望書
→有休消化、退職手続き、会社にある私物などについて、会社に伝えたいことを書く
退職届と加入届は、LINEで教えてもらったページから、テンプレートをダウンロードしました。
空欄を埋めるだけ。
退職届は白い封筒にいれるのが通例ですが、退職代行を使っている時点で、そういう形式的なことは気にしなくていいと思います(自分は入れませんでした)
▼退職届
▼加入届
要望書は、サンプルだけ用意されています。
不要な文章を消したり、必要な文章を加えたりして、完成させる感じ。
⑥返却物を準備
会社から借りている備品、保険証など、会社に送るものを準備しました。
下記は、SARABAからの指示。
- 貸与品(制服)
→クリーニングして、後日返却 - 貸与品(その他)
→すぐに返却 - 保険証
→有休消化完了日(退職日)まで待ってから返却
自分の場合は、退職代行の日が3月30日、退職日が翌日の3月31日。
保険証は翌日まで持っていてOKだったのですが、何回も郵送するのが面倒なので、前倒しで送りました。
準備したものは、下記。
- セキュリティの鍵
- 保険証
- 出退勤カード
引き継ぎが必要な方は、ここで引き継ぎ資料をつくることになるかと思います。
自分は、最後の出勤日に置いてきました。
会社には理不尽でない同僚もいたので、「退職代行つかうわ…」と宣言して、口頭とともに引き継ぎした感じ。
不明な点があれば、以降もLINEなどで聞いてもらうようにしました。
⑦退職書類と返却物を郵送
書類と返却物は、速達 & 書留、またはレターパックプラスで郵送するよう指示されました。
自分は、レターパックプラス。
郵便局に買いに行きました(520円)
会社から「返却物が足りない」といわれるケースがあるらしく、証拠として動画を撮りました。
返却物をレターパックにいれ、封をするところまで。
書類については何回でも書き直せるので、動画に残す必要はないと思います。
レターパックを持って、ふたたび郵便局へ。
早く済ませたいので、対面でわたしました。
「書類が届かない」など、会社側がごねるリスクにそなえて、追跡番号はしっかり保管。
書類一式と返却物を郵送した旨、SARABAに連絡しました。
加入届のキャプチャがほしいとのことで、それも。
会社によっては、退職届を指定フォーマットで書きなおすよう指示されるかもしれません。
自分の場合は、郵送の2日後、おもむろに封筒が届きました。
入っていたのは、下記。
記入して、郵送しました。
- 退職届(会社指定のフォーマット)
- 誓約書(退職者用)
⑧退職手続き完了まで待機
)この時点でこちらのタスクはおわったので、あとは会社側の退職手続き完了を待ちました。
手続きがおわり、書類が届くまでには2週間ほどかかるようです。
ちなみに、待っている間に上司からメールが来ましたが、無視を決め込みました。
SARABAから伝言も。
あまり相手にしたくないので、適当にあしらってもらいました。
⑨退職関連の書類が届く
しばらく経つと、会社から (1)健康保険資格喪失証明書、(2)離職票、(3)源泉徴収票 …などが届きました。
退職日が記載されていたので、正式に受理されたと解釈。
ほとんどの方は、下記の書類が届くはずです。
もろもろの手続きに必要です。
- 健康保険資格喪失証明書
→国民健康保険に入るための書類 - 雇用保険被保険者証
→雇用保険に入っている証明 - 離職票
→失業保険をもらうための書類 - 源泉徴収票
→転職した会社で年末調整してもらうとき、または自分で確定申告するときに必要 - 年金手帳
→会社に保管してもらっている人は届く、自分で保管している人は家のどこかにある
というわけで、退職代行の申し込み~退職完了の流れはこれで以上です。
自分は退職を数ヵ月にわたって拒否されたので、「案外すんなり終わったな…」という感想でした。
「そんなんなら最初から認めてくれよ…」みたいな。
退職代行SARABAを申し込む前に確認したこと(Q&A)
前項の流れのうち「①問い合わせ、相談」で質問したこと、それに対するSARABAからの回答をまとめました。
LINE画像も載せておきます。
参考になるところがあれば、参考にしてください。
就業規則を無視してすぐに辞められるのか
有休がなくても退職できるのか
就業規則で「退職は1ヵ月前までに申し出る…」となっている場合、退職代行ですぐに辞められるのか確認しました。
また、残りの有休がすくなくても退職できるのか確認しました。
回答は「退職できる」とのことで、実体験としてはその通りに進みました。
退職代行が失敗するリスクはあるのか
トラブルになったら間に入ってくれるのか
退職代行が失敗するケースはあまりないようですが、念のためにそのリスクがあるのか直接確認しました。
また、トラブルになったら会社との間に入ってくれるのか確認しました。
ひとつ目の回答は「リスクはゼロではないが失敗した例はない」、ふたつ目は「窓口として使ってよい」とのことでした。
有休は消化できるのか
残業代は請求できるのか
わずかに有給が残っていたため、その分を消化できるのか確認しました。
また、残業代が支払われるのかも聞きました。
回答は「よほど悪質な会社でなければ問題ない」という旨でした。
家族に連絡がいく可能性はあるか
つぎの転職活動にわるい影響はあるか
これは会社によると思いますが、会社から家族に連絡される可能性はあるのか確認しました。
また、次の転職活動にわるい影響があるのか効きました。
ひとつ目の回答は「めったにない」、ふたつ目は「過去に影響があった例はない」でした。
仕事の引き継ぎはどうするべきか
法律的にOKなのか
退職代行を使うと急に欠勤することになるので、仕事の引き継ぎはどのようにするのか確認しました。
また、そもそも退職代行は法律的にOKなのか聞きました。
ひとつ目の回答は「郵送または最終出勤日に置く」、ふたつ目は「OK」でした。
退職代行SARABAを選んだ理由
退職代行の会社はそれなりに多いので、自分がSARABAを選んだ理由についても共有したいと思います。
ただの消去法ですが…(^-^;
- 大手以外の会社をのぞく
→ 数十社 ⇒ 4社 - 実績が不明な会社をのぞく
→ 4社 ⇒ 3社 - 法的に微妙な会社をのぞく
→ 3社 ⇒ 1社
大手以外の会社をのぞく
退職代行に失敗されたら最悪なので、とりあえず大手以外の会社はのぞきました。
数十社 → 下記の4社 に。
- SARABA
- ニコイチ
- EXIT
- Jobs(ジョブズ)
実績が不明な会社をのぞく
大手の中でも、実績がぱっと見わからない会社をのぞきました。
とにかく、失敗を避けたいからです。
- SARABA
→実績 :6千件~(※)
→成功率:100%(キャンセルは除く) - ニコイチ
→実績 :7千件~
→成功率:100% - EXIT
→実績 :数千件
→成功率:100% Jobs(ジョブズ)
→実績 :不明
→成功率:100%
※LINEで確認したら、いまの実績は1万件~とのことです
上から3社目まで(SARABA~EXIT)は、わりと目立つところに実績と成功率が載っていました。
実績7000件以上、成功率100%…みたいな。
Jobsについては、「みんなの声」という欄にかなり小さく、成功率100%と書かれていました。
実績は、見つけられませんでした。
そんな理由で、Jobs(ジョブズ)は選択肢からはずしました。
出典:退職代行Jobs
法的に微妙な会社をのぞく
退職代行を使っても、(1)退職代行を無視される、(2)退職代行を拒否される リスクがあるようです。
その際、普通の代行会社が交渉すると、弁護士法違反になるんだとか…。
非弁行為といって、退職が取り消しになる可能性も。
非弁行為というのは、弁護士以外の人が、報酬を受け取って弁護士業務を反復継続の意思を持って行うことです。つまり、無報酬で友人の手伝いをすることは非弁行為にはなりませんが、例えば報酬を受け取って誹謗中傷対策を行う業者が法律業務を行った場合は、非弁行為に該当してしまうということです。
出典:⇒モノリス法律事務所 非弁行為とは?IT弁護士が解説
EXITについては、弁護士法違反に関する記載を見つけられませんでした(重要視していないのかも?)
そのため、選択肢からはずしました。
残ったのは、SARABAとニコイチです。
- 退職代行SARABA
→労働組合による団体交渉権がある - 退職代行ニコイチ
→弁護士による適正指導の退職代行 退職代行EXIT
→ホームページ上で関連情報が見つからなかった
退職代行ニコイチ
まずニコイチですが、ホームページ上で"弁護士による適正指導の退職代行“と説明されていました。
「実際に退職代行をおこなうのはだれ?」
…と考えると、弁護士ではなく、弁護士による適正指導をうけた弁護士以外の人…と解釈しました。
非弁行為の定義は、弁護士以外の人がもろもろの業務をおこなうことなので、「大丈夫なのか分からん…」と感じました。
会社とトラブルになったとき、指導役の弁護士が自ら交渉してくれるか…がポイントになるはずです。
普通の人がやると、おそらく非弁行為です。
ニコイチを使う方は、確認してみてください。
退職代行SARABA
つぎにSARABAですが、SARABAが運営する労働組合(退職代行SARABAユニオン)に加入することで、団体交渉権を使える(交渉できる)とのこと。
実際に、自分も加入しました。
下画像は、そのときの加入届。
ちなみに、団体交渉権の定義はこんな感じです。
憲法で保障されている労働三権「団結権」「団体交渉権」「団体行動権」の一つで、賃金や解雇などについて労働者団体が使用者と交渉する権利 。労働組合法7条では使用者が正当な理由がないのに労働者代表との団体交渉を拒む行為を禁じている 。
出典:⇒朝日新聞DIGITAL 団体交渉権に関するトピックス
自分が心配していたリスクは、(1)退職代行を無視される、(2)退職代行を拒否される ですが、団体交渉権があることで(1)は解決しました。
会社は、退職の交渉を無視できないので。
とはいっても、交渉を無視できないだけであって、理不尽な要求は拒否できるようです。
「俺を社長にしろ!」とか。
会社が労働組合のいうことをそのまま受け入れないと不当労働行為になってしまうというわけではありません。会社が受け入れることのできない労働組合の要求であれば、具体的な資料や論拠にもとづいて説明した上で、要求を拒否してもかまいません。
出典:⇒労務ネット やってはいけない対応TOP10
ということは、退職することが"理不尽な要求"に該当するかどうか…が論点になります。
該当する → 退職の要求を拒否できる
該当しない → 退職の要求を拒否できない
で、いろいろ調べてみたのですが、請負契約など特殊なケースでなければ、理不尽な要求に該当しないみたいです。
一方的に辞められます。
民法第627条では、「期間の定めのない労働契約については、各当事者はいつでも解約の申し入れをすることができ、解約の申し入れから2週間を経過することによって終了する。」と規定されています。ですので、一般的にはどんなに遅刻・欠勤をしても給料が減額されない完全月給制でない限り、退職の意思を申入れすれば出社しなくとも14日を経過すれば労働契約は終了することになります。
出典:⇒人事のミカタ 予告無しで退職届を置いて一方的に退職した社員への対応は?
というわけで、「ここが無難っぽいな…」という判断のもと、SARABAを選びました。
妥当な選択かと思います。
- 退職代行を無視される?
→無視できない - 退職代行を拒否される?
→拒否できない
退職代行会社の比較
とはいっても、大手の退職代行であれば、そこまで大きく変わらないように思います。
どこも成功率は100%なので。
自分が選んだときも、「料金は変わらないし、念のためにSARABAにしとくか…」くらいのノリでした。
大手の退職代行会社について、比較したポイントをまとめたので、こちらも参考にしてください。
赤くしてる部分は、消去法で消した理由です。
SARABA | ニコイチ | EXIT | Jobs | |
---|---|---|---|---|
料金 | 2.7万 | 2.7万 | 3~5万 | 2.98万 |
交渉権 | あり | 不明 | 不明 | 不明 |
実績 | 1万件 (※1) | 7千件 | 数千件 | 不明 |
成功率 | 100% (※2) | 100% | 100% | 100% |
※1 LINEで確認しました
※2 本人の意思で退職をキャンセルしたため、“ほぼ100%“としているそうです(下画像は公式サイトから)
出典:退職代行SARABA
弁護士事務所を選ばなかった理由
自分がSARABAを選んだ理由は、ここまで話したとおりで、ただの消去法です。
簡単にいうと、退職代行ができる法的な裏付けがある…みたいな。
ただし、法的なパワーが最強なのは弁護士事務所なので、会社とガチンコで争いたい方は弁護士の方が無難です。
たとえば、下記のケース。
- 未払い賃金を請求する
- 慰謝料を請求する
- なんらかの裁判を起こす
逆に「いや、退職できれば十分です…」という方は、弁護士はオーバースペックかと思います。
なにより、高いですしね。
相談料 + 着手金 + 成功報酬 みたいな。
自分は「退職できれば十分です…」のタイプだったので、弁護士事務所ではなく、普通の退職代行を選びました。
よっぽど悪質な会社でなければ、有休消化や残業代請求もできるとのこと(実際にできた)
まあ、コスパ重視って感じです…。
SARABAを使う場合は、自分の事情を伝えて相談してみてください。
「うちだと手に負えないわ…」ってケースなら、逆にSARABAの方から弁護士を紹介されるので、そこから検討するのがいいかと思います。
(自分も紹介されかけましたが、裁判など事を大きくしたくなかったので、断りました)
退職代行SARABAの評判口コミを経験者の視点で解説
自分は実際にSARABAを使ったのですが、事前に評判や口コミを調べた際、ウワサみたいな情報がほとんどでした。
「信ぴょう性あるのかな…」みたいな。
最後になりますが、よく見るSARABAのウワサが本当なのか、経験者の視点で共有したいと思います。
評判口コミ① 返信が速いって本当?
この評判は、本当です。
速ければ1分、遅くても20分で返事がきました。
基本的には、2~3分。
▼もっとも速かったとき
1分以内でした。
▼もっとも遅かったとき
19分でした。
時間がかかったのはこのときだけで、ほとんど2~3分でした。
ちなみに、自分が退職代行をお願いしたのは、もっとも忙しくなるであろう月曜日の朝(午前5時頃)です。
それでも、2~3分以内。
最初の連絡(5:15)→ 退職代行の準備完了(7:30)→ 退職代行の実行(8:45)という流れでした。
評判口コミ② 24時間対応って本当?
本当です(多分)
自分がSARABAに連絡したのは、下記の時間帯。
いずれも、すぐに返事がきました。
- 5~9時
- 12~14時
- 15~16時
▼5~9時
▼12~14時
▼15~16時
公式サイトにも、24時間365日と書いてあります。
分単位ですべて確認したわけではありませんが、実体験として、「常に待機してるな…」という印象をうけました。
評判口コミ③ 対応が事務的って本当?
本当です。
よくもわるくも、こちらの問いかけには適格、かつ最短コースで答えてきます。
おそらく、定型的なやりとりはテンプレート化されています。
たとえば、下赤枠の回答。
ほかの方の体験談でも、まったく同じ文章が見つかりました。
とはいっても、「そんなのダメだろ!」というわけではなく、ビジネスとしては必然です。
割り切るタイプだけど、めちゃくちゃ仕事が速い人…みたいな。
さびしく感じるかもしれませんが、おそらく、退職代行会社はどこも事務的です。
メンタル的なサポートには、お金を払っていないので。
温かみのあるサポートが必要であれば、まずは家族や友人など、信頼できる人に相談した方がいいかもしれません。
評判口コミ④ 全部お任せでOKって本当?
デマです。
ほとんどお任せできますが、全部ではありません。
退職代行にお願いできることは、下記です。
- 退職の意思を伝える
- 自分 → 会社 の伝言
- 会社 → 自分 の伝言
自分でやる必要があることは、下記です。
制服のクリーニングなどがなければ、家に引きこもって書類をつくり、郵便局に行くだけです。
- 退職関連の書類作成
- 引き継ぎの資料作成
- 制服のクリーニング等
- 書類、返却物の郵送
評判口コミ⑤ 即日で退職できるって本当?
わからないです。
会社(勤め先)によります。
会社が即日退職をみとめない場合は、退職代行を実行してから14日が経過した日に退職できます。
それまでの間は、欠勤です。
書面上では14日後になると思いますが、実質的には即日退職です。
民法第627条では、「期間の定めのない労働契約については、各当事者はいつでも解約の申し入れをすることができ、解約の申し入れから2週間を経過することによって終了する。」と規定されています。ですので、一般的にはどんなに遅刻・欠勤をしても給料が減額されない完全月給制でない限り、退職の意思を申入れすれば出社しなくとも14日を経過すれば労働契約は終了することになります。
出典:⇒人事のミカタ 予告無しで退職届を置いて一方的に退職した社員への対応は?
上記には、“完全月給制でない限り…“という条件が入っているので、不安な方はSARABAに聞いてみてください。
就業規則で「退職は1ヵ月前までに…」となっている場合でも、OKとのこと。
就業規則の"1ヵ月前"よりも、上記の民法が優先されるようです。
会社が即日退職をみとめる場合は、有休が残っているかどうかによって変わります。
残ってない → 即日で退職
残っている → 有休消化がおわった日に退職
自分は有休が2日残っていたので、3月30日に退職代行を実行、3月31日に退職しました。