社会・民間保険

後ろの車に追突されたら…?事故発生~示談成立までの流れを解説

この記事にたどり着いたということは、あなたも後ろの車に追突されてブルーになっているのではないでしょうか…。

仲間ですね(汗)

私も数年前に、「ズドーーン!!」とオカマを掘られました。あのときのババア、マジで許さんからな。

 

身をもって体験したから分かるのですが、事故にあった後ってどうしたらいいのか途方に暮れるんですよね。

そういうわけで、「事故発生から示談成立までの流れ」を追突被害者の先輩である私がご案内します。

話す内容は、ざっくりこんな感じ。

  • 私が車に追突されたときの話
  • 事故発生~示談成立までの流れ
  • 示談交渉するときの心得とコツ ←大事!

【実体験】私が車に追突されたときの話

赤信号で停車中の車

まず最初に、私が車に追突されたときのことを時系列で振り返りたいと思います。

大まかな流れは、以下のとおり。

  1. 後ろの車に追突される
  2. 示談金がめっちゃ低い
  3. 保険会社とはげしく交渉

みなさんの状況と重ね合わせて、読んでみてね!

 

後ろの車に追突される

その日はお隣の鳥取県まで車でお出かけ。

山陰地方ではめずらしいほどの晴天に恵まれ、鼻歌まじりに愛車を走らせていました。

 

事故の予感など一切することなく、赤信号が灯った交差点で停車。

ふとバックミラーを見ると、異様なスピードで接近する黒い物体が!

 

「ガンッ!!」

強い衝撃と、にぶい鉄の音。

わたし
わたし

やられた…!

 

道路の脇に車をよせると、突っ込んだ張本人(以降Aさん)が車から降りてきました。

怒涛の勢いであやまってくるAさん。

Aさん
Aさん

すみません!すみま…(長いので省略)

 

テンパりすぎて、なぜか加害者をフォローする被害者の私。

わたし
わたし

大丈夫ですよ!失敗は誰にでもありますから、気にしないでください!

 

その後、警察の現場検証がおわり、無残な姿になった愛車はレッカーで連れていかれました。

ちなみに相手の車はジムニーで、ナンバープレートがひん曲がっただけでほぼ無傷。

ジムニー防御力たけえ…(泣)

 

示談金がめっちゃ低い

事故の翌日、Aさん側の保険会社から連絡がありました。

ポイントは以下のとおり。

  • 過失割合は10対0(私は0)
  • 治療費・代車費用は全額負担する
  • 事故車の修理費を負担する(市場価格が上限)

 

過失割合が10対0なのは、当たり前のことですね。

なんといっても、私は停車していたんですから(半ギレ)

 

念のために病院に行きましたが、治療費などを払う必要はまったくありませんでした。

保険会社と病院の間で、なにやらやり取りがあったようです。

 

さて、残ったのは事故車の修理費用。

事故から数日たって、保険会社から再び連絡がありました。

保険会社
保険会社

修理に150万円かかるみたいなので、事故車の市場価格の70万円をお支払いします。

 

なんだか釈然としないけど、仕方ありません。

中古車サイトで、次の車を探し始めました。

 

しかし、同じ車種、同じ年式、同じ走行距離で検索しても、ヒットした車はすべて70万円をオーバー!

自分にはまったく非がないのに、「グレードの下がった車で我慢しろ」と言われているようで、かなり腹が立ちましたよ。

わたし
わたし

70万円が市場価格って言ってたのに、ぜんぜん足りないじゃん!

 

保険会社とはげしく交渉

保険会社に交渉することを決意した私は、ネットで交渉の材料を集めはじめました。

すると、「レッドブック」という興味深いキーワードが…!

 

レッドブックとは、中古車の市場価格を網羅する本のことで、保険会社はこれを根拠に金額を提示しているようです。

ただし、実際の相場よりも低い傾向にあるらしいですね。

 

というわけで、いよいよ交渉開始!

念入りにシミュレーションをしてから、保険会社に電話をかけました。

わたし
わたし

70万円では事故車と同レベルの車が見つからないのですが、どういった根拠で金額を決めたんですか?

保険会社
保険会社

レッドブックという本がありまして…(省略

わたし
わたし

レッドブックはあくまで一部地域の平均をまとめている本ですよね。

事故車と同程度の車を検索しましたが、実際の価格はもっと高いですよ。

平均で108万円だったので、108万円を請求します!(ドヤ顔)

 

上司に確認するとのことでいったん電話を切られたけど、その後、こちらが希望した108万円を支払うと連絡がありました。

被害者の立場になって、最初から妥当な額を言ってくれよ…と思いましたが、相手も営利企業なので仕方ないのかもしれません。

 


事故発生~示談成立までの流れ

交通事故の現場

それでは次に、私の実体験をもとに事故発生から示談成立までの流れをまとめます。

事故で大けがをした場合は、手続きが増えるかもしれないので、保険会社などに相談してみてください。

事故発生

この記事を読んでいる方は既に済んでいるはずですが、交通事故にあったら以下のように対応してください。

警察と保険会社の指示に従っていれば、現場検証や保険関連の手続きが勝手に進んでいきますよ。

  1. 警察に連絡する
  2. 救急車を呼ぶ(けが人がいれば)
  3. 保険会社に連絡する
  4. 当事者同士で連絡先などを交換する

 

ちなみに事故の後は、車がなくなっても放置を食らいます。

私に突っ込んできたAさんも、定時退社のサラリーマンのように去っていきました。

Aさん
Aさん

申し訳ありませんが、私はこれで失礼させていただきます…

わたし
わたし

あ…、了解です。お疲れ様です。

 

治療(通院・入院)

事故直後はピンピンしていても、後から症状が現れたり、後遺障害に発展するかもしれません。

自分自身を守るためにも、以下のステップを踏んでください。

  1. 念のために病院に行く
  2. お医者さんから診断書をもらう
  3. 警察にて物損事故 → 人身事故に切り替え 

 

事故の直後に目立ったケガ人がいなければ、警察はただの物損事故として処理します。

物損事故のままでは、保険会社から十分な治療費が支払われない可能性があるなど、私たちにとってはなにもメリットがありません。

人身事故に切り替えることで加害者側のペナルティは重くなるようですが、後で後悔しないためにもやっておきましょう。

加害者に変な気を使わずに、遠慮なく人身事故に切り替えよう!

 

示談交渉スタート~示談成立

過失割合が10対0の場合は、自分の保険会社は示談交渉にノータッチです。

相手の保険会社から提示される示談金に不満があるときは、自分で交渉しなければいけません。

こんな感じで交渉が進みます。

  1. 保険会社から示談金を提示される
  2. 示談金が不足しているなら交渉する
  3. 示談成立の同意をする

 

示談交渉のコツは後で話しますが、最後の同意をすると後戻りができないので、そこだけ注意してくださいね!

事故のことを蒸し返さないという内容が、同意書にも盛り込まれているはず。

弁護士特約をつけていれば、自分の保険会社に交渉をおまかせできるかもしれません。契約内容などを確認してみてください。

 

示談交渉するときの心得とコツ

示談金の交渉

交通事故の示談交渉において、保険会社はプロである一方、私たちは素人です。

それでも、理にかなっていることを堂々と主張すれば、保険会社も耳を傾けてくれますよ。

ここでは、私が実際に試して効果があった示談交渉の心得とコツを紹介します。

 

示談金の提示額をうのみにしない

過失割合が10対0であれば、事故車の修理費は相手の保険会社に全額賠償してもらえます。

ただし、修理費がその車の時価額を上回ると話は別!

経済的全損という状態になり、賠償してもらえる金額はその車の時価額までとなります。

保険会社
保険会社

ボロボロになった車を修理するよりも、もとから動く車を買った方が安いんだから、そっちを買ってね!

 

ここで問題となるのが、提示される金額が低いということ。

保険会社は、オートガイド社の「自動車価格月報」(通称レッドブック)という本を使って時価額を査定します。

 

中古車の平均市場価格をまとめた本ですが、以下のとおりパーフェクトなものではありません。

  • 地域による相場の違いが考慮されていない
  • 実際の市場価格と比べて低い場合がある

 

被害者が相手だとしても、保険会社はできるだけ損失を減らすために、自分たちに有利なレッドブックを使っていると思われます。

とにかく、保険会社の言い値を疑うスタンスが大事ですよ!

 

中古車サイトで相場を調べる

保険会社から示談金を提示されたら、カーセンサーグーネットで事故車の相場を調べてみましょう。

下記の検索条件は、事故車と同じにしてください。

  • 車種
  • 年式
  • グレード
  • 走行距離
  • 車検残

 

検索してヒットした中古車の平均価格が、保険会社に請求できる妥当な金額となります。

検索結果は、PDFファイルなどに保存しておきましょう。

 

示談金が調べた金額より高ければ、とくに交渉する必要はありません。

逆に示談金の方が低ければ、交渉スタートとなります。(どちらかと言えば、低いことが多いと思います)

下記について、たんたんと伝えましょう。

  • 示談金が不足していること
  • 中古車サイトで調べた時価額
  • 時価額を請求する意思表示

 

レッドブックについて言及してくるかもしれませんが、レッドブックが間違っていると主張してみてください。

レッドブックにもある程度の信ぴょう性はあるのでしょうが、実勢価格の方が高いわけですから、その本だけを判断材料にするスタンスは否定できます。

私が交渉したときも、相手が「ぐぬぬ…!」ってなってましたよ

 


まとめ:後ろの車に追突されたら

というわけで今回は、以下についてお話ししました。

  • 私が車に追突されたときの話
  • 事故発生~示談成立までの流れ
  • 示談交渉するときの心得とコツ

 

一番ハードルが高いのは示談交渉だと思いますが、勇気を出してやってみてください。

被害者なのに泣き寝入りになるなんて、悔しすぎますよ!

 

ちなみに、事故車は意外と高く売れます

査定から買取まで無料でやってくれるところは多いので、下記サイトなどで査定をお願いするといいかもしれません。

なにかの足しにはなります。

→株式会社タウ 事故車買取・査定

 



こちらの記事もおすすめ!