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4月5月6月に残業しても損ではない理由【社会保険でプラマイゼロ】

春先になると、上司から「4~6月に残業すると手取りが減るよ」って言われることがありますよね。

ウソではないけど、必ずしも損ではないですよ。

社会保険でほぼプラマイゼロになるので。

 

というわけで今回は、下記のポイントについて書いていきます。

  • 4~6月に残業するのは損?
  • なんで損って言われてるの?
  • 逆にメリットはないの?

 

4月5月6月に残業しても損ではない理由

手取りが減る原因となるのは、下記の3つくらいです。

今回のケースでは、3つ目の「社会保険料の増加」

  1. 減給、各種手当の廃止
  2. ボーナスカット
  3. 社会保険料の増加

 

ちょっと損した気分になるけど、保険料を多くはらうと、それだけ補償が手厚くなりますよね。

なので、「4~6月に残業するのが損」とは言い切れません。

■残業するメリットとデメリット
メリット :補償が増える
デメリット:手取りが減る

 

残業が増えると会社にとっては損

これはただの持論ですが、「4~6月に残業すると損」を広めたのは経営サイドではないかと。

残業が増えると、経営が圧迫されるので。

  1. 従業員の残業が増える
  2. 社会保険料が増える
    (労使折半)
  3. 会社の負担が増える

 

社会保険料は労使折半となっていて、従業員と会社で半分ずつはらいます。

保険料が3万なら1.5万ずつ。

保険料が4万なら2万ずつ。

そして、1年間の保険料を決める基準となるのが「4~6月の収入」です。

 

社会保険は従業員がはいるものなので、保険料が増えても会社にはメリットがないですよね。

従業員にはありますけど。

まとめると、以下のとおり。

従業員会社
メリット補償が手厚くなるなし
デメリット保険料が上がる保険料が上がる

 

まあ、残業が増えても成果を出すなら、経営者は不満に思わないはずですよ。

とはいっても、4~6月の残業増で1年間の保険料が上がるのは、面白くないですからね。

本音はおそらく下記です。

社長
社長

4~6月の残業が増えると(会社が)損するから、できるだけ減らしてね。でも、ノルマはちゃんと達成してね。

 

社会保険料が上がることのメリット

社会保険料が上がると補償が手厚くなる…と言ったので、実際になにが手厚くなるか説明します。

ざっくり、下記です。

  • 傷病手当金
  • 出産手当金
  • 厚生年金

 

病院に行ったときは自己負担が3割ですが、あれは保険料が上がっても3割のままです。

割引や優遇はなし。

その一方で、上記は保険料が上がると、それなりのメリットがあります。

 

たとえば、傷病手当金。

病気やケガで仕事を休むときにもらえるお金で、保険料がアップすると支給額もアップします。

出産手当金も、事由がちがうだけでほぼ同じ。

 

健康保険料が 1.0万 → 1.2万 に上がった場合は、こんな感じになります。

1日あたりの支給額です。

健康保険料傷病手当金出産手当金
1.0万4,500円4,500円
1.2万5,400円5,400円

 

1,000円くらい上がっているので、まあまあ大きいですよね。

4~6月の残業で手取りが減ったとしても、悪いことばかりではないです。

 


残業が増えても社会保険でプラマイゼロ

というわけで、「4~6月に残業すると損か…」と言われると、あながち損ではないです。

どうしても気になるなら、下記を参考にしてください。

  • 手取りを増やしたい人
    →残業を減らす
  • 保険を手厚くしたい人
    →残業はいつも通り

 

といっても、数時間くらいの差なら保険料は変わりませんけどね。

月収が21~23万の人は保険料1.1万、23~25万の人は1.2万…といった決め方なので。

いずれにしろ、ほぼプラマイゼロなので気にしなくていいです。



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